web

webデザイナーの仕事内容を現役webディレクターがお答えします。

投稿日:2017年2月22日 更新日:

 

webデザイナーの仕事内容画像

webデザイナーってどんな仕事内容?ということをwebデザインに興味があったり憧れている方が数多くいると思います。

実際に筆者のはざおも未経験で今の会社に入る前にすごーく気になりましたし憧れていました。「webデザインの仕事をしたいけど、どんな仕事か周りに聞ける人なんていないし…。」というお悩みにお答えすべく、未経験者に向けて、今回はwebデザイナーの仕事内容を現役webディレクターが現場レベルで分かりやすくお答えしようと思います。

1)目的に応じたwebページを美しく作る人

ざっくりいうとこういう感じです。

webページとは、何か目的があって作り、表現するものなので、目的に応じたページを「見やすく」「わかりやすく」「美しく」「使いやすく」作り出すことがwebデザインの基本だと思います。技術的・専門的なことを言うと、Photoshopやillustrator、Fireworksを使ってのサイトデザイン、htmlやcssを用いてのサイト構築をする人を指します。

詳しくいうと、「わかりやすさ」「使いやすさ」などはUIデザイナーと言って、「ユーザーインターフェイス(わかりやすく使いやすい設計)」を担当する人が考え、デザイナーとヒアリングしてデザインに落とし込んでいくことが、大きな制作会社では通常だと思われます。

 

1)Photoshopやillustratorなどを使ってページデザインをする

前述にもあったように、ページの目的と内容が決まれば、次はそれに適したデザインを考えます。基本的には「ワイヤーフレーム」と言うデザインの基礎(土台)を紙に書いたりしてラフ案を先に作り、掲載する内容やデザインを固めていきます。

大体のwebデザイナーの方はPhotoshop・illustrator・Fireworksを使用して、ワイヤーフレームをベースにデザインの組み上げと肉付けをしていきます。

 

1)htmlとcssやjavascriptを使ってページを組み立てる

webページデザインが決まれば、「html」と「css」という言語を使って、webページを構築していきます。この作業をコーディングと言います。

デザインだけ作れば、見た感じwebページは完成じゃないの?と思いますが、webページに画像を貼ったりリンクをつけたり動きを加えるにはhtml・cssを用いなければなりません。

大体のwebデザイナーはDreamweaverというソフトを用いてコーディング作業をしていると思われます。

htmlとは

HyperText Markup Language(ハイパーテキスト マークアップ ランゲージ)、略称をHTML(エイチティーエムエル)といいます。ページの要素(例:画像など)を下記のような「タグ」を使って囲み、webページ上での命令を出します。

<htmlタグ名>ほにゃらら</htmlタグ名>

このような形のものを書き綴り、ページを作っていきます。

 

cssとは

CSS(Cascading Style Sheets、カスケーディング・スタイル・シート)はHTMLで作った要素に装飾を施したりする言語です。

下記のように、効果を付けたい要素を指定して、装飾する命令を記述します。

<p id=”red”>ほにゃらら</p> ←HTML

#red { color:red ;} ←css

HTML側:pという「HTMLタグ」に、redという「名前」をに付けてあげ、cssにて装飾命令先を指定してあげます。

css側 :redという名前のところに「color:red;」という「文字が赤くなる」命令を出してます。webページ上ではほにゃららという風に文字が赤くなります。

 

1)ヒアリング〜デザイン・コーディングまで

実際の仕事の流れですが、まずはクライアント(依頼者)から要望・内容をディレクターやデザイナー達が聞き、それらをデザインに落とし込んでいきます。

作り終えてからは修正が困難になるので、何度もクライアントと意見を交わしながらデザインを完成させます。ここからコーディングに入り、サイト構築をしていきます。構築後、様々なデバイス(パソコンやスマホなど)でバグがないかなどを探し、不備がなければ完成です。

制作会社だと、この時点で納品という形になり、データをお渡しします。

ecサイトなどを自社で運営しているところは、効果測定をしながら都度都度アップデートを繰り返します。

 

1)個人的にはどこまで没頭できるか、好きかだと思います。

どんな仕事もそうですが、嫌いなものだったり苦手なものは長く続きません。

特にwebデザイナーという仕事は専門的に覚えたりすることが数多くある業種なので、それなりに時間も知識も知恵も技術も必要となります。

なので、下記のような項目が大体当てはまる人は向いているでしょう。

  • デザイン・絵を描くことが好き
  • 作業に没頭するのが好き
  • パソコン仕事が好き
  • 数学的な思考が得意
  • 新しいものを発見するのが好き
  • 継続して物事に取り組める

冒頭にも書きましたが、筆者のはざおは全くの未経験(専門学校も行ってなかったしPCすら持っていなかった)で今の会社に入社したため、相当苦労は重ねてきました。

実際に教えてもらう環境がそこまで整っていなかったこともあったので、ほとんど怒られながら自力でやってきました。

特にスキルが全くない状態でしたので、webに関係ない仕事も振られてやってました。今となっては会社のことを考えると判断的には仕方ないと思いますが、webデザイナーとしての技術を上げたい!と思っている自分としては、メンタル的にもきつかったです。なので、そんな状況下になっても継続できるメンタルと勉強は必要だと思います。

筆者は勉強しても「サーバーにアップロードってなんですか?」ってレベルの人間でしたので、今でもwebデザイナーになりたい新人スタッフには、自分を教訓に丁寧に教えています(笑)

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

webデザイナーってどんな仕事をしているの?という部分をざっくり書かせてもらいました。

webデザイナーを目指したい、憧れを持っている方に、すこしでも分かってもらえるものになれば、と思います。

未経験からwebデザイナーになりたい方はこちらがおすすめです↓

以上、管理人のはざおでした!

アドセンス




アドセンス




-web
-,

執筆者:

関連記事

webデザインと作業が倍速になるおすすめアイテム3つ

webデザインと作業が倍速になるおすすめアイテム3つ

ども、管理人のはざおです! webデザイナーの方って仕事の納期や時短技にすごく敏感な方が多いと思います。 フリーランスの方だと、特に仕事が早く終われば終わるほど、お金を儲けれて自由な時間も手に入れれま …

webデザイナー面接で面接官の僕が採用した人の特徴3つ

webデザイナー面接で面接官の僕が採用した人の特徴3つ

どうも、はざおです。 僕自身、未経験からwebデザイナーとなり、2年くらい前からはwebディレクターとして、面接する側=採用する面接官となっております。 今回は、その僕が、実際に面接時に採用したweb …

webデザインを独学で覚える

1ヶ月でwebデザインを0から独学で覚えるために必要なこと

ども!管理人はざおです。 webデザイナーを目指す、もしくは覚えたいって人は、 大半は社会人になってからwebデザインの勉強をしてwebデザイナーになろうとしてるんじゃないかな?と面接官をして思ったこ …

ペンタブでwebデザイン作業が爆速になる4つのメリット

ども!はざおです! webデザインを極めていくと、行き着くところは「早く」「求められているものを作る」というところではないでしょうか? 今回は、現役webディレクターが実際に使用しているスピードアップ …

PC作業におすすめのショートカットキーが速くなるズルいアイテム

web屋の僕がおすすめするショートカットキーがズルい位に速くなるアイテム

ども!管理人のはざおです! パソコンで作業するものにとって、ショートカットキーの使用は、 必須と言っても過言ではない世の中だと思います。 ブログを書く人もエクセルなどで作業をする人など、特に使用する場 …