緊急地震速報の音を聞くと非常に怖い気持ちになりますね。
実は緊急地震速報にも「段階」によって違いがあります。
身の安全を守るためにも、この違いをしっかりと理解して有事に備えましょう。
ちなみに音によっても地震なのか?緊急事態なのか?など、
違いがありますので、地震速報との違いも知っておきましょう。
緊急地震速報とは?
緊急地震速報とは、大きな地震が起こった際に数秒から数十秒後に揺れが到達するという警報速報の1つ。
若者の間では地震の際にテレビやスマートフォンなどで鳴る警報・警戒音のことをさしているかも。
地震以外にも津波や災害などの場合にも警報音が鳴ります。
また、テレビやラジオを放送している際に、割り込んで放送されるものも地震速報に該当します。
地震速報でテレビ・ラジオが自動的に点いて警報が鳴る?
よく誤解されていますが、緊急地震速報では自動的に点きません。
緊急警報放送と呼ばれる津波警報などの際に、
緊急警報放送に対応したテレビやラジオが待機状態の場合のみスイッチがオンになり、
警報音が鳴って放送されます。
緊急地震速報の段階による違い
実はNHK公式HPでも発表されておりますが、
予報・警報・特別警報によって違いがあるのです。
地震速報:予報の場合
震度3以上を超える地震が発生した際に、
各地域などでの大地震の到達予想時刻を発表するもの。
地震速報:警報の場合
震度5弱以上の強い地震が発生が予想される地域を発表するもの。
地震速報:特別警報の場合
震度6弱以上の地震が予想される場合の警報。
現状の地震探知技術の場合だと、緊急地震速報の場合に警報・特別警報の違いはないとのこと。
ちなみに緊急対処事態になる音は違います
某国からのミサイル攻撃・武力攻撃の際は、
緊急対処事態となるため、警報音が違います。
このようなサイレン音が鳴ります。
※公共の場で流して悪用したり大きな音で聞かないように。トラウマになります。
ちなみにJ-アラート、国民保護サイレントというのが正式な呼びかたらしいです。
国民保護ポータルサイトと呼ばれる内閣官房の公式サイトにてきちんと詳細が載っております。